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なぜ“目の輝き”を採用で重視するのか?(笑)

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なぜ“目の輝き”を採用で重視するのか?(笑)

よく就活の面接の際に「最後の役員面接が一番大変」といった話を聞く。
「それまで順調だったのに選考基準がひっくり返った…」
「“目の輝き”が重視されるらしい…」といったウワサなどである。

採用側として実のところ私はこの“目の輝き”のウワサは否定しない。
消去法で行くと“目の輝き”に頼らざる得ないとも言える。(笑)

言い訳っぽいが“目の輝き”を重視するのには理由がある。
なぜならば、実感として自己PRには結構ウソが多いからだ。(笑)
または「都合よく拡大解釈されている…」と感じるからである。(笑)

例えば次のように「欠点が長所に変わっている人」も結構多い。(笑)
 (本当の自分)   →(自己都合の解釈) →(自己PRのとき)
・「主体性がない」  →「相手に合わせる」 →「協調性が高い
・「臆病である」   →「慎重である」   →「几帳面である
・「不器用である」  →「小細工をしない」 →「実直に取り組む
・「優柔不断である」→「早合点しない」  →「最善を極める

さらに「常に心掛けている…」のPRにも騙されてしまいやすい。(笑)
「弱点を克服するために努力していること」の場合も少なくないようだ。
例えば「目配り・気配りを心掛けている」とPRする人は判断が困難だ。
「普段それができていないので…」という場合もあるからだ。(笑)
「就職の赤本」のようなマニュアル本を読み過ぎに違いない。(苦笑)

だから私が面接する際はじっ~と“目の輝き”を観察している。(笑)
そして、つい最近までその観察力には自信があったのだが…(笑)

先日、「“目の輝き”よし!」→「採用」となった若者がなぜか失敗だった。
入社後に“目の輝き”はなく、しかもすぐに辞めてしまった。
いつもの確信が通用しなくなって正直いま悩んでいる。(笑)

”もしかしたら…”と思って書店へ出向いた。
「目の輝きを出すには…」といったマニュアル本が売れていた。(笑)
”まさか…”と思った。
隣にあったドラックストアの目薬コーナーにも一応立ち寄った。(笑)


くるまの職人net 代表 木村光宏
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