くるまの職人netブログ

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どっちが「思いやり」のある人か?

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どっちが「思いやり」のある人か?

自分では「思いやり」だと思って言ったり行動したことが、「おせっかい」とみられることも多くなった気がする。(笑)

相手の本音:「そんなの分かっているよ」「いちいちうるさい」
自分の本音:「全然分かっていないな」「それじゃダメなんだ」
露骨に嫌な表情を見せられると、こっちもひと言多くなる。(笑)
これでは「思いやり」の信頼関係は成り立たない。(笑)

心から「ありがたい」と思われるにはどうしたらよいのだろうか?
「思いやり」は大事なことの1つだと思うが、意識する必要はないのか。

周囲からいろいろ話を伺うと少し違う見解を耳にした。
「優しくされた経験は感謝の記憶として長く残らない。」
「むしろ厳しく指摘された経験の方が後で"ありがたい"と思う。」

「厳しい指摘」=むしろ「真の思いやり…」
これを聞いて、自分でも思いあたる経験をいくつか思い出した。
しかし、「その手があったか」と早合点したのが間違いだった。(笑)

ある日私は自分なりに「思いやり」を込めて"厳しく指摘"してみた。
すると、少し間をおいて次のような反応が返ってきた。
「それってパワハラですよ…」(苦笑)

説明が不足していることを省みて、異なる視点に気づかせよう試みたが、さらに次のような反応が返ってきた。
「それもパワハラですよ…」(苦笑)

そこで、「若い世代が感じる"思いやり"とは何かね?」と聞いてみた。
すると、「やっぱり"お金"ですかね。」と現実的な回答が返ってきた。(笑)

「あれ、急にメールが入った」ととぼけてその場を去ることにした。(笑)

その後、思わず独り言をつぶやいた。
「こっちは感謝されたくてやっているわけではない。」(苦笑)
「もういいや。自分でやった方が早い。」(笑)


くるまの職人net 代表 木村光宏

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