ガラスボディコートとは…
              
ガラスボディコートとは、車のボディに薄いガラス被膜を形成する施工です。ポリシラザンやアクアミカ、シロキサンなどのガラス成分を主体とした化学液剤が活用されています。

フッ素樹脂ボディコートとは効果の観点が異なリますが、ガラスボディ
コートは光沢や撥水(or親水･疎水)効果なども持続的に優れています。
ガラスの被膜を２～３層に重ねたり、トップコートにフッ素樹脂コート(Wコート)仕上げなどをして、被膜を強化する技法も増えています。

特にこのガラスボディコートの場合、化学液剤が高性能ながら元来光沢が出しにくい成分のため、施工する職人による鏡面磨きの技術が必要になります。光沢が生み出される平滑なベースづくりやボディへの定着を促す施工技術が高性能な化学液剤以上に重要なポイントといえます。
                                
尚、｢ガラス系｣ボディコートとは、樹脂系コート剤の中にガラス成分が含まれた複合液剤を使用した施工になります。

また、ボディコートとボディコーティングは同じ意味で使われますが、
ガラスボディコーティングとガラスコーティングは全く作業内容が違う場合もあります。ガラスコーティングは、降雨時にフロントや窓ガラスの雨がはじかれるウィンドウ撥水コートを示すこともあるからです。
分別しにくいため、ここでは｢ガラスボディコート｣に(作業)名称を統一しています。

(主な作業工程)

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◇手洗い洗車

塗装面の状態を確認しながら、タイヤ周辺やホイールまで手洗いで丁寧に汚れを洗い落とします。

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◇鉄粉取り

トラップ粘土や鉄粉除去剤を使い、ボディに付着している鉄粉を除去します。

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◇ホイール鉄粉除去

ホイールに付着したブレーキダスト等は鉄粉除去専用クリーナーを使って除去します。
鉄粉に反応して紫色に変色します。

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◇鏡面磨き

コンパウンド(研磨剤)を使いながら、ポリッシャーでボディを鏡面状に磨き上げます。
研磨後に脱脂剤などを使ってボディの油分を落とします。

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◇パーツ磨き

ポリッシャーの届かない箇所を入念に手磨きします。
樹脂パーツ専用のコート剤を使って、一部周辺の保護施工も行います。

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◇コーティング

ボディに付着した油分を取り除いた後、ムラが出ないようにコート剤を塗り込みます。
液剤のタイプ(撥水･親水･疎水)によって作業工程が異なります。

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◇拭き上げ

コート剤の固着状態を点検しながら、施工済ボディの拭き上げ及び完成前の仕上げ作業を行います。

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◇その他サービス

施工者によってはサービスでタイヤワックスや吸い殻交換、その他サービスが行われます。

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